株式会社デリズでは当初面接設定を本部で一元化していたものの、
各拠点の面接担当者のスケジュール把握からマッチングまで社内で何度もやり取りをする必要があり、
スピード感を持った応募者対応ができていませんでした。
また近年は、知らない番号からの電話を避ける傾向にある応募者が多いことや、
電話そのものが苦手な方も多くいることから応募者となかなかコンタクトを取ることができず、
その結果面接設定率が低くなり、採用率も低下してしまっていたことを課題としていました。
株式会社デリズ ではピザ屋お寿司など、特別なイベントがあった時に頼むような食事とは違って、
日常食がメインのデリバリーを行なっており、
現在約30店舗のいわゆるゴーストレストランと呼ばれる架空のレストランのを運営しています。
お弁当や唐揚げ、チャーハンなど皆さんが毎日食べるような食事なので、ご注文の頻度が高く、
お客様にとってより身近な存在なのが弊社のデリバリーの特徴です。
採用の流れとしては、本部に小さなコールセンターがあって、デリバリーの注文を受けてるのですが、
そこのコールセンターの方が兼任して応募者へのご連絡や面接設定を行なっていました。
応募者との日程調整を行う際に、各店舗の店長のスケジュール反映漏れがあった場合、
店長に一度確認を取ってから調整し直す必要があり時間が掛かってしまっていたことが課題でした。
採用数を上げるために今までもいろいろ試したんですけど結果どれもうまく行かず、
1ヶ月くらい試しに日程調整業務を私一人で対応してみたこともありました。
そこで、完全に1人で集中して対応すればある程度効率良く回せることがわかったので、
専任のスタッフを雇うか新しくツールを導入するか検討することにしました。
ただ、一日中日程調整業務をするだけって、そんなに面白い仕事じゃないじゃないですか。
そんな時にオートークビズ知った時は、これは楽になるなと確信しました。
ただ、こんなに面接設定率が上がるとは正直思っていなかったですね。笑
最近はビジネスモデルの変更により、前よりも募集自体を減らしているのですが、
面接設定数は増えていて採用率も上がっています。
当初は36%だった面接設定率が、オートークビズを使って76%まで上がりました。
面接設定率が上がった理由として、応募者から応募があった際にチャットによる設定がタイムリーに行われるため
モチベーションが低下する前に日程調整が出来ることが挙げられます。
結果として面接後も採用に至りやすくなりました。
タイミングによって出る出ないが決まってしまう電話と違って、
チャットの場合は応募者の方が気軽にコミュニケーションを取ることができ、
自身の都合に合わせて面接の日時調整まで完結できるので
働きたい方のニーズにもマッチしているのだと感じています。
オートークビズを使って面接設定自動化だけでなく、
応募・採用数もしっかり見える化できるようになりました。
今後は求人媒体ごとの採用人数の推移を見つつ、求人広告の圧縮も可能だと考えておりますので、
更なるコストダウンに繋げていきたいです。
最終的には職場環境の改善とお客様への継続的に良いサービスができる状態にまで
改善していきたいと考えております。